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主治医の説明でよくわからないことがあったのですが、調べてみてもよくわかりません。どうしたらよいでしょうか。

受診後、忘れないうちにメモをとり、何がわからなかったのかについてA4判1枚以内で簡潔にまとめておくことがコツです。このメモをもとに、次回の診察時などに主治医へ聞いてみましょう。主治医との時間がとれない場合は、薬剤師や看護師に聞いてみるのもよいでしょう。

初めてアレルギー疾患が疑われたとき、どの診療科を受診したらよいのでしょうか。

成長段階であれば小児科を、成人の方で、たとえば息がゼーゼーするなどの呼吸器症状であれば内科や呼吸器科などを、また年齢によらず症状が生じた部位により皮膚科や耳鼻咽喉科、眼科を受診してください。アレルギー科を掲げている医療機関であれば、よりアレルギーの病態や症状に応じた診療を行います。アレルギーの専門医であれば、アレルゲン(原因抗原)の特定など専門的な検査や治療を受けることができます。

「○○がよい」という情報を聞いたので試してみようと思うのですが。

まず、情報源が確かなのかどうかを判断しましょう。たとえば、消費者庁が認可する特定用途食品にはアレルゲン除去食品があり、上手に活用すれば生活の質の向上が期待できます。仮に信頼できる情報だとしても、医師による治療や指導を補助する程度の情報であるとお考えください。医師は科学的な根拠に基づいて治療を進めていますので、情報を得た時点で医師に尋ねてみてください。

アレルギー疾患は、めずらしい病気なのでしょうか。

わが国では、国民の約2人に1人が、ぜん息、アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギーなどのアレルギー疾患にかかっているといわれており、決してめずらしい病気とはいえません。国は、アレルギー疾患対策基本法という法律をつくって各都道府県に1~2か所の拠点病院を指定するなど、より多くの方々へ適切なアレルギー疾患医療が届くように整備を行っている最中です。

アレルギーという言葉の由来を教えてください。

アレルギー(allergy)という用語は、オーストリアのウィーン大学小児科にいたフォン ピルケ(von Pirquet)先生が、1906年に初めて使ったといわれています。ギリシア語の“allos(変じた)”と“ergo(作用)”が語源で、体を守る仕組みである免疫が「変じて」、有害な「作用」を起こしてしまうことを表現した言葉です。