食物アレルギー
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原因になりやすい食物を妊娠中から制限することや、出産後も母乳への影響を考慮して制限することは有効ですか。
どちらも有効性が証明されておらず、勧めることはできません。偏った食事は栄養障害をきたすおそれもあるので、医師の指示に従って、できれば栄養士の指導も受けてバランスのよい食事を心がけましょう。
原因になりやすい食物はあるのですか。
卵(鶏卵)や牛乳、小麦が多いことが知られています。魚介類(魚卵を含む)、ピーナッツや果物類、そば、甲殻類(えび・かに)なども原因になりやすく、そのなりやすさは年齢とともに変わる傾向にあります。これらの食物を材料として用いた加工食品も原因となるので、発症した人が食事をする際は、食品表示を見て確認するようにしてください。
食物アレルギーと食中毒の違いは何ですか。
食物アレルギーは免疫がかかわる病気であり、多くは食物の成分として含まれているタンパク質が原因となります。一方、食中毒は、食物に付着したウイルスや細菌のほか、毒キノコなど、本来、食べてはいけないものに含まれた毒などが原因で生じる病気であり、免疫はかかわりません。
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